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2016年01月29日(金)17時締切 おもろい研究! 君ならできる、ここでできる - 阪大生命機能:春の学校 - 2016〜真剣にサイエンティストを育てたい〜

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大阪大学大学院生命機能研究科では、今年度も恒例の春の学校を開催いたします。今年で4回目となる「春の学校」。全国から集まった50名の学部生と、当研究科の教員や大学院生が一堂に会し、日常から解き放たれた空間で、サイエンスや研究生活についてフランクに語り合う交流会です。開催のきっかけは、当研究科の最大の特徴である、理・医・工・薬などさまざまバックグランドをもつ研究者が集まっている世界的にもユニークな研究環境を、若い学部学生にもっとよく知ってもらい、サイエンスに親しんでもらいたいと考えたことです。これまで、のべ150人あまりの学部生が参加。有意義で楽しい時間を過ごし、大盛況となっております。サイエンスに感心のある学部生諸君、是非、参加してみませんか。


日時

2016年3月10日(木)〜3月11日(金)

場所

みのお山荘 風の杜
〒562-0001 大阪府箕面市箕面2-14-71
072-722-2191(受付は朝8時30分~夜9時)
http://www.minoo-kazenomori.com/

応募対象

全国の大学学部生

参加費

5,000円

応募方法

以下の項目について記した電子メールを、下記応募先にお送りください。

  1. 名前(フリガナをふってください)
  2. 性別
  3. 2016年3月10日現在の年齢
  4. 大学名・所属・学年
  5. e-mailアドレス(必ず、通じるアドレス。スマートフォンや携帯電話の場合、ドメイン拒否やPCメール拒否を解除してください。)
  6. 参加の動機(100字程度)

1〜6を明記し、件名を「春の学校2016応募(ご自分の氏名)」として、生命機能研究科企画室までお申し込み下さい。

参加予定研究室

難波啓一研、高島成二研、平岡泰研、仲野徹研、八木健研、近藤滋研、吉森保研、石井優研、月田早智子研、大澤五住研、藤田一郎研、山本亘彦研、北澤茂研、木村真一研、井上康志研、岡本浩二研、石井浩二郎研、深川竜郎研、佐々木洋研、甲斐歳恵研、石島秋彦研、長澤丘司研、柳田敏雄教授

  • 11日午後の研究室自由訪問ではQBiCも見学できます。また、CiNetについても説明を聞くことができます。詳細は、参加者にご連絡いたします。
  • 長澤丘司研は、2016年に新しく開設される研究室です。

日程概要

3月10日(木)

11:00〜 受付
11:45~12:50 昼食会(もみじの間)
開校のことばと進行についての説明(八木教授)
自己紹介
13:00~14:50 研究室紹介(会議室)
14:50~15:20 休憩
15:20~16:20 第一部 おもろい研究!(会議室/多目的室)
16:20~16:30 休憩・場所移動など
16:30~17:30 第二部 おもろい研究!(会議室/多目的室)
18:00〜19:30 夕食(紅葉の間)
19:30~ 会議室・多目的室をメイン会場に討論。
21:00までは、夕食会場をそのまま使用できます。
3月11日(金)
7:30~8:50 朝食
9:00 1階展望台にて記念撮影
9:15 大阪大学大学院生命機能研究科まで移動
10:15〜12:00 ラボツアー
生命機能研究科に到着後、新棟講義室に集合。
ラボツアーの振り分け後、研究室へ。
12:15〜12:35 入試説明など(大学院係より説明)/終わりのことば(八木教授)
13:30〜17:30 自由研究室訪問

2015年12月03日(木)掲載 ホームページ一時停止のお知らせ

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日頃は大阪大学大学院生命機能研究科ホームページをご利用いただきありがとうございます。下記の期間、大阪大学大学院生命機能研究科公式ホームページについて、本研究科のネットワーク機器更新作業のためサービスを一時停止しますので、ご不便をおかけいたしますが、 何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。


停止期間

平成27年12月9日(水)午前0時~5時
※作業の進捗により多少前後する場合があります。

"Engineering T cell signaling" Prof. Ron Vale (UCSF)

公開シンポジウム「全細胞・マルチモーダル計測が拓く統合バイオサイエンス」

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 近年の生命科学の進展により、生命システムに関する膨大な情報を取得することが可能になってきた。ゲノム情報、トランスクリプトーム情報、生体分子構造情報、細胞や個体の時空間動態情報など、こうした生命情報ビッグデータの活用による新しい生命システムの理解や新しい疾患予防戦略、治療戦略が模索されている。しかしながら、膨大な構成要素を含む超複雑な生命システムから取得されたビッグデータは、人間が直感的に処理できる範囲を超えつつあり、より有効な情報処理手法や全く新しい研究アプローチが必要とされている。
 本公開シンポジウムでは、生命情報ビッグデータに直面しているオミックス解析分野、バイオインフォマティクス分野、先端的バイオイメージング・マルチモーダル計測分野の研究者に加え、合成生物学、情報科学、計算機科学などの幅広い分野の研究者を一堂に会し、我が国における研究交流プラットフォームを形成するとともに、生命情報ビッグデータがもたらす新しい生命科学を展望する。

主催

日本学術会議
基礎生物学委員会・統合生物学委員会合同IUPAB分科会,生物物理学分科会,基礎生物学委員会・統合生物学委員会・農学委員会・基礎医学委員会・薬学委員会・情報学委員会合同バイオインフォマティクス分科会

共催

理化学研究所生命システム研究センター(QBiC)

後援

大阪大学大学院生命機能研究科

日時

2016年1月15日(金)13:00〜18:00

場所

大阪大学大学院生命機能研究科 生命システム棟2階セミナー室

参加費

無料

コーディネーター

永井健治(大阪大学)
有田正規(国立遺伝学研究所)
上田昌宏(大阪大学)

講演

上田泰己(東京大学) 「全細胞生物学の実現に向けて」
青木伊知男(放射線医学総合研究所) 「MRI顕微鏡とマルチモーダル統合技術が生命科学にもたらすもの」
横田秀夫(理化学研究所) 「多種画像処理による生命現象の解析」
小原雄治(国立遺伝学研究所) 「地球上のゲノムをどこまで読んで、どう使うか」
丸山宏(統計数理研究所) 「情報技術は科学の営みをいかに変えるか」
泰地真弘人(理化学研究所) 「生きた生命を読みとるために、情報科学は何ができるか」
美宅成樹(豊田理化学研究所) 「ゲノム配列の物理」

アクセス

http://www.qbic.riken.jp/integrated-biosciences/index.html#access

問い合せ

  • 理化学研究所生命システム研究センター 広報担当
    〒565-0874 大阪府吹田市古江台6-2-3
    TEL: 06-6155-0113
  • 大阪大学大学院理学研究科生物科学専攻 上田昌宏
    〒560-0043 大阪府豊中市待兼山町1-1

Website

http://www.qbic.riken.jp/integrated-biosciences/


第129回生命機能研究科研究交流会2016年1月27日(水)12時15分~講演:寺原直矢(生命機能研究科・難波研・特任研究員)/川本晃大(生命機能研究科・難波研・特任研究員)

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講演者:寺原直矢(難波研・特任研究員)

講演内容:細菌べん毛モーターを回す膜タンパク質複合体の機能と構造を探る

要旨:
べん毛モーターを構成する固定子と呼ばれる膜タンパク質複合体は、陽イオン
チャネルとして機能し、プロトン流あるいはナトリウムイオン流を回転力に
変換します。私たちは、極小ビーズをプローブとして用いた1分子回転計測法
により、枯草菌べん毛モーターはプロトンとナトリウムイオンの両方を同時に
利用できるハイブリッド型回転モーターであることを明らかにしました。また、
この細菌が持つ固定子を単離精製し、高速AFM観察を行ったところ、固定子の
動的構造変化を捉えることに成功しました。これらについて最近の結果を紹介
します。


講演者:川本晃大(難波研・特任研究員)

講演内容:低温電子顕微鏡を用いたタンパク質構造解析の最新技術

要旨:
近年、検出器や画像解析技術の進歩により、低温電子顕微鏡を用いたタンパク質
の構造解析の分解能は飛躍的に向上している。本セミナーでは、新しい検出器を
使った撮影技術について紹介するとともに、それらを用いて当研究室で進めてい
る様々なタンパク質の構造解析の結果について紹介する。



吉森保特別教授が上原賞に選ばれました。

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上原賞は、上原記念生命科学財団が「顕著な功績をあげ、引き続き活躍中の研究者」を顕彰するものです。その平成27年度の受賞者に吉森保特別教授細胞内膜動態研究室)が選ばれました。受賞対象になった研究業績は「哺乳類オートファジーの分子機構と生理機能の研究」です。

以下に授賞理由を掲載します。
「哺乳類オートファジーの分子機構と生理機能の研究」
オートファジーとは、細胞内のたんぱく質や小器官をリソソームへ輸送して分解する主要な細胞内分解システムである。大隅良典博士による出芽酵母の先駆的研究において、遺伝学的解析によりオートファジーに必須な多種類の遺伝子が発見された。その後、哺乳類オートファジーの研究においては、吉森保・水島昇両博士によって、哺乳類オートファジー因子の同定、オートファゴソームマーカーの特定、オートファゴソーム蛍光標識マウスの作製など共同して行われた。更に、吉森博士は、オートファジーの分子機構と膜創生の解明、オートファゴソーム形成場の特定、病原性細菌や損傷リソソームを除去する選択的オートファジーの発見と疾患における重要性を見出し、水島博士は、機能欠損マウスを初めて作製し、オートファジー遺伝子の機能解析、オートファジーの生理学的・病態生理学的意義を解明した。オートファジー研究を飛躍的に発展させた世界を先導する独創性の高い研究業績である。

関連記事

「Correlative light-electron microscopy reveals the assembly process of the nuclear pore complex in interphase」大塚正太郎(Jan Ellenberg's lab, EMBL, Germany)

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日時

2016年1月8日(金)11:00~12:00

場所

生命システム棟2F セミナー室

演者

大塚正太郎 博士(Jan Ellenberg's lab, EMBL, Germany)

演題

Correlative light-electron microscopy reveals the assembly process of the nuclear pore complex in interphase

要旨

The nuclear pore complex (NPC) is the largest non-polymeric protein complex in eukaryotic cells and spans the double membrane of the nucleus to mediate nucleocytoplasmic transport. In metazoan cells NPCs are assembled in two cell-cycle stages, during nuclear assembly after mitosis and during nuclear growth in interphase. How NPCs assemble into the double membrane barrier of intact nuclei of interphase cells has been enigmatic. In this study, we captured structural intermediates of NPC assembly at different stages of nuclear growth by correlating single cell live imaging with high resolution electron tomography. The assembly intermediates we discovered were dome-shaped evaginations of the inner nuclear membrane, that are specifically enriched in nucleoporins and already in their earliest stages contained an 8-fold rotationally symmetric ring structure underneath the inner nuclear membrane. Quantitative structural analysis of temporally staged NPC intermediates revealed that interphase NPC assembly proceeds by an asymmetric inside-out extrusion of the inner nuclear membrane that eventually fuses with the flat outer nuclear membrane to generate a new NPC.


本セミナーは日本語で行われます

http://www.fbs.osaka-u.ac.jp/jpn/seminar/seminar/docs/fbs-seminar-hiraoka-20160108.pdf

「遺伝子組換えマウスを用いたエピジェネティックス研究 -X染色体不活性化をモデルとして-」小林慎(東京医科歯科大学難治疾患研究所 エピジェネティクス分野 非常勤講師)

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日時

2016年1月19日(火)16:30~17:30

場所

ナノバイオロジー棟3F セミナー室

演者

小林慎(東京医科歯科大学難治疾患研究所 エピジェネティクス分野 非常勤講師)

演題

遺伝子組換えマウスを用いたエピジェネティックス研究
-X染色体不活性化をモデルとして-
Epigenetic studies on development using genetically modified mice
-X chromosome inactivation as a model case-

要旨

エピジェネティクス代表的な例である「ゲノム・インプリンティング 」、「X 染色体の不活性化」は哺乳類の個体発生に必須である。更に、これらの制御の異常はヒトの癌など様々な疾患や、iPS 細胞のリプログラミングの失敗とも関連することが報告されており、医学分野からも注目されている。実際、複数の疾患で原因となるインプリント 遺伝子が同定される一方で、X 染色体不活性化は幹細胞の未分化状態を評価する指標として利用され始めた。この様に注目を集める現象だが、エピジェネティクスの異常で起こるヒト疾患の全貌はまだ明らかにはされておらず、制御メカニズムの解明も進んでいない。我々は、エピジェネティックスの制御機構の理解を目指し、「ゲノム・インプリンティング」、「X 染色体の不活性化」に注目し、これまで報告の殆どなかったX染色体上に発見したインプリント遺伝子を解析の切り口にして、哺乳類の初期発生におけるエピジェネティック制御の解明に取り組んでいる。見た目では雌雄の判別が困難な初期胚を蛍光の有無で区別する遺伝子組換え動物を用いて、X染色体上にインプリント遺伝子を複数見いだす事に成功した。その内幾つかの遺伝子について、不活性化機構との関連を調べる為にKOマウスを作製し解析している。更に、生きたままの細胞でX染色体の再活性化をライブイメージングできる系を開発した。この「再活性化」は幹細胞の多能性を示す指標になりうる点で興味深い。本技術開発により、これまで難しかった異なる多能性を持つ幹細胞を簡単に区別することが出来るようになった。本セミナーではKOマウス解析、イメージング技術の最新の知見について紹介したい。


第128回生命機能研究科研究交流会2016年1月20日(水)12時15分~講演:塚本蔵(医化学(高島研究室)・助教)/加藤久和(同研究室・特任助教)/新谷泰範(同研究室・助教)

第130回生命機能研究科研究交流会2016年2月3日(水)12時15分~講演:鎌倉 昌樹(富山県立大学工学部 生物工学科・講師)

国家建設高水平大学公派研究生項目

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中国国家留学基金管理委員会が実施する「国家建設高水平大学公派研究生項目」の学位取得博士研究生として、2016年10月以降に大阪大学大学院で学位(博士)取得を目的に留学を希望する中国人留学生向けに学費支援制度を実施しています。


http://www.osaka-u.ac.jp/en/international/inbound/csc/index.html

「シングルセル移植により明らかとなった加齢による造血幹細胞の機能変化」山本玲(Institute of Stem Cell Biology and regenerative Medicine, Stanford University School of Medicine)

【重要】国費留学生の方へ

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出願時に国費留学生である場合は、検定料の支払いは不要です。
また、出願前に必ず大学院係まで()ご連絡ください。
なお、出願の際に推薦書2通(現指導教員を含む研究者2名が記載した推薦書)も併せて提出してください。

「新規培養条件がもたらす新規多能性」岡村大治(近畿大学農学部 バイオサイエンス学科動物分子遺伝学研究室 講師)

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日時

2016年1月22日(金)16:00~17:00

場所

生命システム棟2F セミナー室

演者

岡村大治(近畿大学 農学部 バイオサイエンス学科 動物分子遺伝学研究室 講師)

演題

新規培養条件がもたらす新規多能性

要旨

今回我々は「(1)タンパク質 FGF2、(2)小分子化合物 Wnt inhibitor、(3)無血清」という培養条件を満たすことによって、着床前後のマウス胚から100%という高効率で新規多能性幹細胞「領域選択型エピ幹細胞」を樹立することに成功しました。新規マウスエピ幹細胞は、従来の多能性幹細胞には見られない「領域選択性」を持ち、着床後のマウス胚に対し後極側に細胞塊を移植した時のみ、定着・増殖・拡散・分化をすることが観察されました。またマウスのみならず、この培養条件はサルやヒト ES/iPS 細胞にも適応可能であり、新規条件下で培養されたヒトES細胞は、トリプシンによる単一細胞化に対し抵抗性を獲得します。また着床後のマウス胚の後極側に対し移植可能であり、 移植された細胞は定着・増殖・拡散したうえ、三胚葉に分化することが観察されました。新規培養条件はヒトES細胞に対してもまた、従来とは違う新しい性質を付加する働きを持つことが明らかとなりました。

当研究科博士課程5年の古川淳一朗さんがIEEE関西支部学生研究奨励賞を受賞しました。

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当研究科博士課程5年の古川淳一朗さん(ATR ブレインロボットインタフェース研究室)が、IEEE関西支部学生研究奨励賞を受賞しました。

IEEE関西支部学生研究奨励賞は、「優れた英文論文を発表し、本会分野の発展への将来の貢献が期待される関西支部の学生員を表彰」するものであり、「IEEE がカバーする広い分野で、理論から実践、アプリケーションまでの幅広い研究活動における、学生それぞれの立場(学部生、修士課程、博士課程)での質の高い主体的な貢献を積極的に評価、奨励するもの」です。

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研究生の募集

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入学日は、原則として4 月1 日または10 月1 日で、在学期間は入学日から当該年度の末日までです。

引き続き研究生として在籍する場合は、延長手続きを取る必要があります(別途通知)。

出願期間は、入学予定日の1ヶ月前までです。

平成28年度 募集要項

濱田博司教授最終講義「生物の非対称性に魅せられて:偶然と必然」

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当研究科においては平成28年3月31日付で濱田博司教授が定年退職されるにあたり、最終講義を下記のとおり開催いたします。

日時

平成28年3月11日(金)16:00~17:00

場所

銀杏会館 阪急電鉄・三和銀行ホール
http://www.osaka-u.ac.jp/ja/access/suita/suita.html
(吹田キャンパスマップの11番)

演者

濱田博司(大阪大学 大学院生命機能研究科 生命機能専攻 個体機能学講座 発生遺伝学研究室 教授)

演題

生物の非対称性に魅せられて:偶然と必然

第131回生命機能研究科研究交流会2016年3月16日(水)12時15分~講演:阿部修士(京都大学こころの未来研究センター・特定准教授)

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 【講演案内】

演者: 阿部 修士

所属: 京都大学 こころの未来研究センター・特定准教授

演題: 「正直さと不正直さの神経基盤」

要旨:
私たちの社会生活では、嘘をつくことで利得を得られる場面が少なくないが、
そうした状況における意思決定の神経基盤は未だ明らかではない。
本講演では、(不)正直さを定量的に評価する課題を用いた脳機能画像法に
よる研究成果を紹介する。
具体的には、正直さの個人差を規定する報酬感受性の神経基盤についての研
究と、刑務所の囚人を対象とした「サイコパス」における、不正直さの神経
基盤についての未発表データを紹介する。
正直さと不正直さの研究における課題や限界点についても触れ、今後の研究
の方向性についても考察したい。

第132回生命機能研究科研究交流会2016年3月23日(水)12時15分~講演:大野悠子(生命機能研究科・D5)/川上慶(日本学術振興会特別研究員PD)

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 【講演案内】

演者: 大野 悠子

所属: 石井(浩)研究室・D5

演題: 「異数体初期状態に起きる細胞内応答の解析」

要旨:
染色体分配の部分的な失敗は染色体数が異常になった異数体細胞を生み出
します。体細胞分裂期にみられる染色体の異数性はガンの特徴としても知
られています。当研究室では分裂酵母を用いて特定の染色体の分配欠損を
誘導することに成功し、異数体になった直後に細胞で起きていることを新
たに解析しました。本講演ではその結果を、異数体になってからしばらく
経った後に増殖を続けている細胞と比較しながら議論したいと思います。


演者: 川上 慶

所属: 日本学術振興会特別研究員PD

演題: 「染色体をドメインとして制御する仕組みに関する研究」

要旨:
真核生物の染色体は、遺伝子の転写・発現が活発なドメインと不活発なド
メインが隣接しており、互いにせめぎ合っている。そのバランスが適切に
コントロールされることが、細胞や個体の環境適応、ゲノムの恒常性維持
に重要だと考えられる。今回、私たちは遺伝学的な手法を駆使し、不活発
な染色体ドメインの"拡がり"に異常を示す分裂酵母変異体の同定に成功
した。変異体の詳細な解析から、ヒストン修飾酵素複合体が、不活発な染
色体ドメインの拡がりに重要な機能を持つことが明らかになった。本発表
では、その結果について議論したい。

世話人氏名 : 石井 浩二郎  (生命機能研究科 特任准教授)
     Tel : 06-6879-4660
     Eメール : ishii@fbs.osaka-u.ac.jp




吉森保教授がトムソン・ロイターのHighly Cited Researchersに選ばれました。

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Highly Cited Researchersは、トムソン・ロイター社が、世界中で引用された回数の多い論文の著者を研究分野ごとに選出したものです。2015年は、21分野で約3,000名の研究者が、世界的に最も影響のある研究を行っている研究者としてリストアップされています。大阪大学からは、5分野で11名(12件)が選ばれました。

「MOLECULAR BIOLOGY & GENETICS」分野において、当研究科の吉森保教授が選ばれました。

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