日時
2016年6月24日(金)15:00~17:00
場所
生命システム棟2F セミナー室
演者
瀬尾拡史(株式会社サイアメント 代表取締役社長・医師)
近藤玄大(イクシー株式会社 代表取締役)
演題・要旨
15:00〜
CGが医療の未来を変え...る??
CGと言えば、ゲームや映画はもちろん、いまや街中どこへ行っても見かける当たり前のものになりました。医療分野においても、臓器モデルの3Dプリンタ出力やら、ヘッドマウントディスプレイを通して体内を探検するような試みやらがしばしばマスコミで報道されています。...が、本当に医療現場で大きく役立っているのでしょうか??医者よりは少しCGを知っている、CGクリエーターよりは少し医療を知っている、という立場から、医療現場で役立つCGとは何か、そもそも役立つのか、そんな話をしてみたいと思います。
瀬尾拡史(株式会社サイアメント 代表取締役社長・医師)
15:45〜
ロボット義手の開発 〜大学、大企業、スタートアップを経て〜
僕は20代のほとんどをロボット義手に費やしてきました。2008〜11年は東大およびUC Berkeleyで学術的な研究を、2011〜14年はソニー(株)の研究所でビジネスやデザインとのバランスを見ながらロボットの研究開発に取り組み、2014年以降はexiii(株)というスタートアップの代表として、ロボット義手の開発・普及に取り組んでいます。大学、大企業、そしてスタートアップ、それぞれの立場での経験を交えながら、現在開発中の3Dプリントオープンソース義手HACKberryについて紹介させて頂きます。
近藤玄大(イクシー株式会社 代表取締役)
http://www.fbs.osaka-u.ac.jp/jpn/seminar/other/docs/hwip-seminar-20160624-A4.pdf