【講演内容紹介】
講演者:
平野 泰弘(生命機能研究科 平岡研究室 助教)
講演内容:
「平岡研の愉快な顕微鏡たち」
平岡研と聞くと蛍光顕微鏡を連想される方も多いかと思います。本セミナーで
は、生きたままの細胞をより精緻に観察するために当研究室が注目している蛍光
顕微鏡技術、またそれらを用いて行っている染色体・細胞核内構造研究の最新の
トピックスを紹介します。
講演者:
小川 英知(情報通信研究機構主任研究員(生命機能研究科 平岡研究室 招聘准教授))
講演内容:
「外的環境に応答するクロマチン構造変換機構」
クロマチンは細胞外からの様々なシグナルに応答し構造を変化させる。
遺伝子発現制御ではクロマチン構造変換因子がクロマチンの構造を開くことで転
写を活性化することが知られているが、我々の解析から転写の活性化中にはクロ
マチンを閉じる活性も重要である事が明らかになった。我々はこの一見相反する
ような機能をもつ因子ARIP4の解析を進めたところ、細胞はこのクロマチンを閉
じる活性を効果的に排除することで飢餓状態などの細胞外シグナルに性急に応答
する能力を獲得することが明らかとなった。また個体レベルの解析ではARIP4が
心臓形成において重要な役割を持つことが明らかとなった。これらについて最近
の結果をご紹介したい。
講演者:
平野 泰弘(生命機能研究科 平岡研究室 助教)
講演内容:
「平岡研の愉快な顕微鏡たち」
平岡研と聞くと蛍光顕微鏡を連想される方も多いかと思います。本セミナーで
は、生きたままの細胞をより精緻に観察するために当研究室が注目している蛍光
顕微鏡技術、またそれらを用いて行っている染色体・細胞核内構造研究の最新の
トピックスを紹介します。
講演者:
小川 英知(情報通信研究機構主任研究員(生命機能研究科 平岡研究室 招聘准教授))
講演内容:
「外的環境に応答するクロマチン構造変換機構」
クロマチンは細胞外からの様々なシグナルに応答し構造を変化させる。
遺伝子発現制御ではクロマチン構造変換因子がクロマチンの構造を開くことで転
写を活性化することが知られているが、我々の解析から転写の活性化中にはクロ
マチンを閉じる活性も重要である事が明らかになった。我々はこの一見相反する
ような機能をもつ因子ARIP4の解析を進めたところ、細胞はこのクロマチンを閉
じる活性を効果的に排除することで飢餓状態などの細胞外シグナルに性急に応答
する能力を獲得することが明らかとなった。また個体レベルの解析ではARIP4が
心臓形成において重要な役割を持つことが明らかとなった。これらについて最近
の結果をご紹介したい。