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Channel: 大阪大学大学院生命機能研究科
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第94回生命機能研究科研究交流会2013年12月19日(水)16時~18時特別講演:森本充 チームリーダー((独)理化学研究所))/木村暁 准教授(国立遺伝学研究所)


霊長類の第一次視覚野の機能構築を単一細胞レベル解像度で解明

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図1.サル大脳皮質一次視覚野(V1)
左大脳皮質の側面図上にV1の位置を示す。左側が脳の前方。V1は大脳皮質への視覚情報の入り口に相当し、その細胞は、視覚刺激の方位や空間周波数に感受性を持つ。

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図2.サルV1野の方位選択性応答の2光子カルシウムイメージング
左:2光子カルシウムイメージングで可視化したサルV1野の方位選択性に基づく細胞の配列。線分:その位置にある細胞の持つ最適方位。○:方位選択性は持つが、最適方位を持たない細胞。●:方位選択性を持たない細胞。右図:左の図で示したa-dの細胞の視覚刺激に対する応答。周辺の細胞と異なる最適方位を持つ細胞(d)では、方位選択性が弱い。上部の縞のパッチはグレーで示した時間に提示した視覚刺激。

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2013年12月09日(月)掲載 認知脳科学研究室(藤田一郎教授)の学部生・大学院生がつくったビデオクリップが錯視コンテストで入賞しました。「研究科ビデオ」で紹介しています。

2013年12月09日(月)更新 学生海外活動レポートを追加しました。

2013年12月13日(金)16:00〜開催 「新規プロクラム作成による、生物学における 3D/4D データの新しい可視化法と計測・解析法」大綱英生先生(Department of Neurobiology and Anatomy & Scientific Computing and Imaging Institute, University of Utah, U

2013年12月9日(月)掲載 当研究科の吉森保教授(細胞内膜動態研究室)が12月14日(土)オンエアのサイエンスZERO(Eテレ昼0:30-1:00)に出演します。

2013年12月10日(火)掲載 当研究科の藤田一郎教授(認知脳科学研究室)が12月12日と15日に、みのおFM「タッキー816、まちのラジオ(大阪大学社学連携事業)」に出演します。

第95回生命機能研究科研究交流会2014年1月29日(水)17時~18時特別講演:斎藤通紀 教授(京都大学大学院医学研究科生体構造医学講座機能微細形態学)


タイトジャンクションを起点とした新たな微小管構造の発見とその解析

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図1.上皮細胞には中心体から伸びるCentrosomal microtubules(青)と細胞の上下に伸びるnon-centrosomal microtubules(茶)が知られていたが、今回初めて細胞のapical面直下にmicrotubulesの網目構造(緑)を発見した。

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図2.上皮細胞には中心体から伸びるCentrosomal microtubules(青)と細胞の上下に伸びるnon-centrosomal microtubules(茶)が知られていたが、今回初めて細胞のapical面直下にmicrotubulesの網目構造(緑)を発見した。

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2014年01月06日(月)15:00〜16:30開催 「骨格からの復元 古生物からガチャピンまで」小田隆先生(成安造形大学芸術学部イラストレーション領域 准教授)

2014年04月26日(土)13:00〜近藤寿人先生退官記念公開シンポジウム「現代の発生生物学の潮流」のご案内

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公開シンポジウム「現代の発生生物学の潮流」のご案内

 大阪大学生命機能研究科教授の近藤寿人先生が、この3月をもちまして大阪大学を離れることになりました。近藤先生は、場所を変えてご研究を続けられる予定ですが、この節目に近藤寿人先生の退官を記念したシンポジウム「現代の発生生物学の潮流」を下記の日程で開催いたします。シンポジウムでは、近藤先生をはじめ、世界の発生生物学をリードするお二人の先生方にも、最先端の研究をわかりやすくご講演いただく予定です。多くの皆様のご参加をお待ちしています。参加登録は、登録フォームにご記入の上、2月15日までに事務局まで(kondohhlab@gmail.com)お送りくださいますようよろしくお願い申し上げます。シンポジウムのみのご参加予定の場合は、当日でもお受け付けいたしますが、会場準備の都合上、なるべく事前登録をお願いいたします。

 なお、お問い合わせは事務局(kondohhlab@gmail.com)までお願いいたします。

近藤先生退官記念シンポジウム事務局



日時:平成26年4月26日(土曜日)
場所:ホテル阪急エキスポパーク(http://www.hankyu-hotel.com/hotel/hhexpopark
受付:4月26日午後1時から5時30分まで

  1. 公開シンポジウム 「現代の発生生物学の潮流」午後1時30分〜5時(参加費無料)
    阿形清和 京都大学理学部教授 「比較ゲノム発生学事始め」
    浜田博司 大阪大学生命機能研究科教授 「体の非対称性:シグナル分子から繊毛へ」
    近藤寿人 大阪大学名誉教授「新しい発生生物学と私の時代」
  2. 懇親会 午後5時30分〜7時30分
    (事前登録が必要です。会費 ¥8,000[当日徴収させていただきます])

近藤先生退官記念シンポジウム事務局
連絡先メール kondohhlab@gmail.com
竹本、内川、蒲池(近藤寿人研究室)、長山(秘書)


参加登録フォーム
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お名前:
ご所属:
メールアドレス:

ご出席予定
シンポジウム:ご出席 ご欠席
懇親会   :ご出席 ご欠席
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2014年01月15日(水) 学生海外活動レポートを追加しました。"Report of The ASCB 2013 Annual Meeting And The Other Destinations" Reitaro Tokumasu (Laboratory of Biological Science)

第96回生命機能研究科研究交流会2014年3月11日(火)16時分~18時特別講演:渡我部昭哉 先生 (基礎生物学研究所・准教授)/窪田 芳之 先生(生理学研究所・准教授)

Pih1d3遺伝子はマウス精子の軸糸ダイニンの細胞質における組立てに必要である

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図1.Pih1d3ノックアウトマウスでは精子のダイニン腕形成が異常となる
(A)精子断面の透過型電子顕微鏡像。野生型マウスの精子では微小管上に運動装置ダイニン腕(矢頭)が観察されるがPih1d3ノックアウトマウスの精子ではダイニン腕の数が減少している(B)ダイニン腕の中間鎖サブユニットIC2の局在。野生型マウスの精子に比べてノックアウトマウスの精子ではIC2の蛋白の量が減少している。

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図2.細胞質内のダイニン腕組立てにおけるPih1d3の機能のモデル
Pih1d3蛋白はHSP70, HSP90と協調して中間鎖複合体であるIC1-IC2複合体を安定化することにより組立ての最初期に機能している。

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「神経機能操作と運命制御を用いた本能行動を調節する神経回路の解析」山中章弘先生(名古屋大学・教授)

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11月に予定されており延期となっておりました山中章弘先生(名古屋大学・教授)による生物工学特論BおよびCiNet/FBSセミナーが下記の通り、いよいよ来週冒頭に行われます。生物工学コース、 生命機能研究科、CiNetでは聞くことの少ない睡眠・覚醒、オレキシン(睡眠物質のひとつ)、ナルコレプシー(睡眠障害)の話題に加えて、近年開発され神経科学の広い分野で使われ数々の重要な成果を生み出しているオプトジェネティクスについてお話いただきます 。山中 章弘先生は講演の名手として知られる若手教授です。セミナーのみならず、講義への院生、ポスドク、スタッフの皆さんの聴講も歓迎します。皆様のご参加をお待ちしております。



生物工学特論B

講義内容:
  1. 睡眠覚醒について
  2. 視床下部神経回路の電気生理学的解析
  3. オプトジェネティクスの原理と応用
  4. オレキシンとナルコレプシー

日時・場所:
01月14日(火)
 13:00 - 14:30(豊中)基礎工学部J棟3Fセミナー室
 14:40 - 16:10(豊中)基礎工学部J棟3Fセミナー室
01月15日(水)
 10:30 - 12:00(豊中)基礎工学部J棟3Fセミナー室
 13:00 - 14:30(豊中)基礎工学部J棟3Fセミナー室



CiNet/FBS Seminar

日時・場所:2014年01月15日 16:30 - 17:30
      (吹田)CiNet棟1 F大セミナー室
演者:山中章弘先生(名古屋大学・教授)

セミナー内容:
「神経機能操作と運命制御を用いた本能行動を調節する神経回路の解析」
本能行動は、全ての神経回路が保存された丸ごと個体でのみ発揮される。これまでインビボにおいて特定神経の活動を人為的に操作することが出来なかったために、本能行動がどのようにして調節されているのかについては十分分かっていなかった。近年開発され発展著しい光遺伝学をはじめとする、特定神経の活動操作技術の出現によって、丸ごと個体を用いて本能行動を制御する神経回路の研究が可能となった。本セミナーでは、様々な神経細胞に同手法を適用するのに有用な各種遺伝子改変マウスの作成や、それらの遺伝子改変動物を用いて実際に神経活動操作を行い、行動制御によって神経回路機能と行動発現機構について明らかにした最近の研究について紹介する。

We are going to have a seminar by Dr. Akihiro Yamanaka (Nagoya University) at CiNet 1F seminar room on January 15th, 2014 (16:30-17:30). The talk will be given in Japanese. His recent papers are listed below. Everyone is welcome.

References

  1. Tsunematsu T, Tabuchi S, Tanaka KF, Boyden ES, Tominaga M, Yamanaka A
    (2013) Long-lasting silencing of orexin/hypocretin neurons using archaerhodopsin induces slow-wave sleep in mice. Behavioural Bain Research, in press.
  2. Tanaka K F, Matsui K, Sasaki T, Sano Hiromi, Sugio S, Fan K, Hen R, Nakai J, Yanagawa Y, Hasuwa H, Okabe M, Deisseroth K, Ikenaka K, Yamanaka
    A Expanding the repertoire of optogenetically targeted cells with an enhanced gene expression system. Cell Reports 2(2):397-406, 2012.
  3. Tsunematsu T, Kilduff TS, Boyden ES, Takahashi S, Tominaga M, Yamanaka A
    Acute optogenetic silencing of orexin/hypocretin neurons induces slow wave sleep in mice. J Neurosci 31:No.29, 10529-10539 (2011).
  4. Yamanaka A, Beuckmann CT, Willie JT, Hara J, Tsujino N, Mieda M, Tominaga M, Yagami K, Sugiyama F, Goto K, Yanagisawa M, Sakurai T
    Hypothalamic orexin neurons regulate arousal according to energy balance in mice. Neuron 38: No.5, 701-713 (2003).

"Spatio-temporal organization of cortical processing during complex behavior" Prof. Sonja Gruen (Research Center Juelich, Germany)

プラズモニックナノダイマーを用いた転写制御因子によるDNA構造変化のナノ解析

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図1.(右図)プラズモニックナノダイマーの模式図(左図)LSPR波長の度数分布表(青:SOX2のみの場合 赤:SOX2とPAX6の場合)

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中心体関連タンパクODF2は2種類のアペンデージ構造のオーガナイザーとしてはたらく

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図1.繊毛基底小体とDistal Appendage, Subdistal Appendage
マウス気道上皮の走査型電子顕微鏡像(左)と、繊毛の根元にある基底小体の透過型電子顕微鏡像(中)及びその模式図(右)

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図2.Odf2遺伝子中の繊毛形成に必須な部位の特定
(A)実験に用いたOdf2変異遺伝子の配列(B)各変異細胞における基底小体の免疫蛍光染色像(C)各変異細胞の全体に占める繊毛形成細胞の割合

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図3.基底小体の構造変化
各変異細胞における基底小体の透過型電子顕微鏡像(上段、中断)及び、超高圧電子顕微鏡トモグラフィー像(下段)

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図4.超高圧電子顕微鏡による基底小体の3次元的解析
各変異細胞における基底小体の超高圧電子顕微鏡トモグラフィー像(各列は連続スライス)

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図5.Subdistal Appendageの機能解析
(A)微小管の安定性を検証した免疫蛍光染色像(上段はSA有り、下段はSA無しの細胞)(B)各変異細胞における微小管の安定性の比較(C)DA, SAそれぞれの機能を示した模式図

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"The Human Brain Project: Scientific Goals, Organization, Our Role" Prof. Sonja Gruen (Research Center Juelich, Germany)

"ELABELA: A Novel Hormone Essential for Pluripotency Signals via the Apelin Receptor for Heart Development" Dr. Bruno Reversade (Senior Principal Investigator, Institute of Medical Biology, A*STAR, Singapore)

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