【講演案内】
演者:作野 廣島 通夫(理化学研究所・上級研究員)
所属:理化学研究所 QBiC 細胞シグナル動態研究グループ
演題:「細胞1分子イメージングのハイスループット化と薬理学的応用」
要旨:
細胞での1分子イメージングにより、個々のリガンドやタンパク質分子を直接観察し、その動態や相互作用の時空間情報を得ることができる。この手法を用いて、細胞内シグナリングに関連する分子のダイナミクス/キネティクスが定量的に明らかにされてきた。シグナリング分子の種類は非常に多く、網羅的な計測が必要不可欠である。しかし、研究者の熟練した技術を必要とする従来の1分子イメージングはスループットが極めて低く、このような計測は非現実的であった。そこで我々は、顕微鏡観察とデータ解析のすべての過程を自動化することでハイスループット化を実現した。このシステムによって、細胞内シグナリング分子の研究が加速されるほか、薬剤スクリーニングなど薬理学的分野への1分子解析の応用も期待される。
世話人:宮永 之寛(生命機能研究科 1分子生物学研究室(上田研)・助教)
Tel :4611
E-mail:miyanaga@fbs.osaka-u.ac.jp
演者:作野 廣島 通夫(理化学研究所・上級研究員)
所属:理化学研究所 QBiC 細胞シグナル動態研究グループ
演題:「細胞1分子イメージングのハイスループット化と薬理学的応用」
要旨:
細胞での1分子イメージングにより、個々のリガンドやタンパク質分子を直接観察し、その動態や相互作用の時空間情報を得ることができる。この手法を用いて、細胞内シグナリングに関連する分子のダイナミクス/キネティクスが定量的に明らかにされてきた。シグナリング分子の種類は非常に多く、網羅的な計測が必要不可欠である。しかし、研究者の熟練した技術を必要とする従来の1分子イメージングはスループットが極めて低く、このような計測は非現実的であった。そこで我々は、顕微鏡観察とデータ解析のすべての過程を自動化することでハイスループット化を実現した。このシステムによって、細胞内シグナリング分子の研究が加速されるほか、薬剤スクリーニングなど薬理学的分野への1分子解析の応用も期待される。
世話人:宮永 之寛(生命機能研究科 1分子生物学研究室(上田研)・助教)
Tel :4611
E-mail:miyanaga@fbs.osaka-u.ac.jp