生命機能研究科の春の学校では、希望する研究室一つについてご案内し、研究内容を説明します。研究室によってはセミナーや実験等に参加することもあります。
研究室 | 内容 |
ナノ・バイオフォトニクス研究室 (井上康志教授) |
光でナノの世界を観る |
染色体機能制御研究室 (石井浩二郎准教授) |
生物ゲノムが複数の染色体で構成されるのはなぜだろう |
視覚神経科学研究室 (大澤五住教授) |
10:00〜10:30 大澤との面談のみ(実際のラボツアーはできません) |
神経可塑性生理学研究室 (小倉明彦教授) |
記憶のしくみ |
ミトコンドリア研究室 (岡本浩二准教授) |
生きた細胞の中のミトコンドリアを捉える! |
ダイナミックブレインネットワーク研究室 (北澤茂教授) |
ダイナミックブレインネットワーク研究室でできること |
パターン形成研究室 (近藤滋教授) |
形(模様)と数学について考える
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分子生体情報学研究室 (月田早智子教授) |
上皮細胞がシートになるとき |
病因解析学研究室 (仲野徹教授) |
生殖細胞にふれてみる 卵細胞への mRNAマイクロインジェクション、精巣からの精子採取、を見学し、実際に行ってもらう。 |
プロトニックナノマシン研究室 (難波啓一教授) |
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発生遺伝学研究室 (濱田博司教授) |
動物の体の非対称性のOriginをつかまえよ!
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細胞核ダイナミクス研究室 (平岡泰教授) |
生細胞でタンパク質の動きを見る |
心生物学研究室 (八木健教授) |
10:00-10:30 心生物学について (八木健) 10:30-10:50 実験と観察
11:05-11:20 心をもたらす局所回路について (木津川尚史) |
細胞分子神経生物学研究室 (山本亘彦教授) |
細胞分子神経生物学研究室のラボツアーです |
細胞内膜動態研究室 (吉森保教授) |
吉森研究室オートファジーツアー オートファジー(自食作用)は、真核細胞で広く保存された細胞内大規模分解システムである。細胞内でオートファジーが誘導されると、自身の細胞質の一部を取り込むように二重膜小胞(オートファゴソーム)が形成され、それがリソソームと融合することで大規模分解が起こる。オートファジーは、細胞がアミノ酸枯渇などの飢餓状態に陥った時に、顕著に誘導される。細胞はオートファジーにより自己の細胞質成分を分解し、分解産物を新たな分子合成に再利用していると考えられている。近年、オートファジーは病原体の除去、発がん・神経変性疾患・心不全の抑制など多岐に亘る生理機能を持つことが判明し、大きな注目を集めている。オートファジー研究は、日本が世界をリードしている研究分野であり、その一翼を担う当研究室においては、最先端の発見を得るべく日々研究が行われている。 |