$ 0 0 図.論文の図4の抜粋。培養脳切片中の神経樹状突起の一部。とげ状に出ているのがシナプス部位。DHPGという刺激薬を短時間投与して化学的にシナプス弱化(cLTD)を3回くりかえし誘発すると、シナプスが減る(2段目)。しかしproBDNF受容体(p75)を抗体で遮蔽すると、むしろシナプスは増える(3段目)。これはproBDNFがBDNF受容体(TrkB)をクロス活性化したためと考えられ、TrkBをも遮蔽すると効果は消える(4段目)。シナプス強化を逆転させる実験など、詳細は論文参照。