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第163回生命機能研究科研究交流会2017年6月7日(水)12時15分~13時講演:足澤悦子(心生物学研究室(八木研)・助教)

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【講演案内】

演者:足澤悦子(心生物学研究室(八木研)・助教)

所属:生命機能研究科 心生物学研究室(八木研)     

演題:「未定」  

要旨:
 未定


世話人:木津川 尚史(生命機能研究科 心生物学研究室・准教授)
Tel :06-6879-7991
E-mail: kit@fbs.osaka-u.ac.jp

第162回生命機能研究科研究交流会2017年5月31日(水)12時15分~13時講演:川上慶(染色体機能制御研究室・研究員)/石井浩二郎(染色体機能制御研究室・准教授)

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【講演案内】

演者1:川上慶(染色体機能制御研究室・研究員)

所属:生命機能研究科 染色体機能制御研究室(石井浩二郎研)     

演題:「ヒストンH3K9メチル化酵素複合体の新機能」  

要旨:
 真核生物の染色体には、遺伝子の発現が活性化された領域(ユークロマチン)と不活性化された領域(ヘテロクロマチン)が存在しま
す。ヘテロクロマチンの形成には、ヒストンH3の9番目のリジンがメチル化修飾(H3K9me)を受ける事が重要で、その仕組みは分裂酵母
からヒトまで広く保存されています。今回、私たちはH3K9me修飾酵素を含むタンパク質複合体が、H3K9メチル化酵素複合体としてだけ
でなく、H3K9の脱メチル化酵素を分解するE3ユビキチンリガーゼ複合体として機能することを発見しました。本発表では、ヒストンメ
チル化酵素が脱メチル化酵素を分解するという、単純かつ新しいモデルについて議論したいと思います。


演者2:石井浩二郎(染色体機能制御研究室・准教授)

所属:生命機能研究科 染色体機能制御研究室(石井浩二郎研)     

演題:「セントロメア形成の限定メカニズム 」   

要旨: 
  各染色体にセントロメアが単一存在することはゲノムの安定継承に不可欠です。しかし、セントロメアはエピジェネティックに規定さ
れ、新規クロマチン領域にも形成可能です。この性質はゲノムの安定継承には両刃の剣ですが、新規セントロメア形成の抑制と許容の
メカニズムはよく理解されていません。私たちは今回、新規セントロメア形成は細胞核構造を介して適度に限定されていることを見出
したので報告します。


世話人:石井浩二郎 (生命機能研究科 染色体機能制御研究室・准教授)
Tel :ext. 4660
E-mail:ishii@fbs.osaka-u.ac.jp

2017年06月22日(木)15:00~16:00

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6/22に下記の要領でエジンバラ大学のEarnshaw教授のセミナー行います。染色体生物学分野で世界の一線で活躍している研究者です。興味のある方は、ご来聴歓迎いたします。

Date/Time

Jun 22, 2017 (Thu), 15:00-16:00

Place

2F Seminar room, BioSystems Building

Speaker

Prof. William C Earnshaw (Univ Edinburgh, UK)

Title

New insights into mitotic chromosome assembly and structure

Abstract

The discovery of mitotic chromosomes by Flemming in 1882 established a major question in Cell Biology that remains unanswered all of these years later: How does the interphase nucleus transform itself into the thread-like mitotic chromosomes that segregate the genome in mitosis? I will discuss some work from our lab and those of our collaborators suggesting that mitotic chromosome formation involves two processes; compaction of the chromatin, and a functionally distinct architectural remodeling that disassembles the structure of the interphase nucleus and causes a helical transformation that results in the formation of individual chromatids. I will also describe recent work from our group that yielded the very surprising finding that in fact, only about 60-70 percent of those chromosomes observed by Flemming was made up of chromatin. A significant fraction - possibly up to 40% - of the volume of mitotic chromosomes is actually comprised of a mysterious highly complex layer that surrounds the chromatin. This chromosome periphery compartment helps to keep chromosomes separate in mitosis and has an important role in efficient reactivation of the nucleoli after mitosis.

Host

Tatsuo Fukagawa
Tel: 06-6879-4428
E-mail: tfukagawa@fbs.osaka-u.ac.jp


セミナー終了前、後に、個別のdiscussionを行います。面談希望者は、深川までご連絡ください。個別面談をアレンジいたします。


http://www.fbs.osaka-u.ac.jp/jpn/seminar/seminar/docs/fbs-seminar-fukagawa-20170622.pdf

平成30年度5年一貫制博士課程募集要項(願書は添付されていません)

平成29年度3年次編入(10月入学)募集要項(願書は添付されていません)

第164回生命機能研究科研究交流会2017年6月21日(水)12時15分~13時講演:久保健雄(東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻・教授)

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【講演案内】

演者:久保健雄(東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻・教授)

所属:東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻     

演題:「ミツバチの社会性行動を司る脳の分子・神経基盤とその進化」  

要旨:
 ミツバチは社会性昆虫であり、高度な社会を作って生活する。また、その働き蜂は「尻振りダンス」を用いて餌場の情報を仲間に伝達する。しかし、こうした社会性行動を司る脳の分子・神経基盤は明らかではない。私たちはこれまでミツバチ脳においてキノコ体(昆虫脳の高次中枢)選択的に発現する遺伝子の網羅的同定と解析を進めてきた。その結果、ミツバチのキノコ体は従来考えられていた大型と小型の他に、新たに発見した「中間型」を加えた3種類のケニヨン細胞から構成されることを見出し、それらが異なる遺伝子発現プロフィルをもつことを示した。初期応答遺伝子を用いた神経活動マッピングの結果では、採餌蜂脳では小型と「中間型」の一部のケニヨン細胞が活動していたことから、これらのケニヨン細胞が採餌飛行時の情報処理に関わる可能性が考えられる。現在は、昨年、ミツバチで初めて成功したゲノム編集法を用いて、これらの遺伝子やケニヨン細胞サブタイプの機能の実証を試みている。最後に最近、ハチ目昆虫の進化の過程でこれらのケニヨン細胞サブタイプの種類が増加したことを見出したので、これらの知見についてもご紹介したい。


世話人:河口 真一 (生命機能研究科 生殖生物学研究室・助教)
Tel:06-6879-7974(ex.7974)
E-mail:shinkawa@fbs.osaka-u.ac.jp

平成30年度5年一貫制博士課程募集要項(願書は添付されていません)

平成29年度3年次編入(10月入学)募集要項(願書は添付されていません)


第165回生命機能研究科研究交流会2017年6月28日(水)12時15分~13時講演:橘木修志(生命機能研究科/細胞内情報伝達研究室・准教授)

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【講演案内】

演者:橘木修志(生命機能研究科/細胞内情報伝達研究室・准教授)

所属:大阪大学大学院生命機能研究科 細胞内情報伝達研究室     

演題:「脊椎動物の2種類の視細胞の違いの分子基盤を探る」  

要旨:
 脊椎動物の網膜には、桿体と錐体の2種類の視細胞が存在する。どちらの細胞も、光刺激を神経情報に変換する働きを担っているが、両者の間で、光に対する応答の仕方や受光部の構造が異なる。これまでの研究から、異なった様式で応答するこれら2種類の細胞を使い分けることにより、我々は様々な光環境で物を見ることが出来ることが知られている。我々のグループでは、桿体と錐体で応答の仕方や受光部の構造が異なる原因(分子基盤)に関する研究を行なってきた。その結果、両者の違いをもたらすメカニズムについて、ある程度の説明が出来るようになった。その一方で、まだ不明な点も多い。今回のコロキウムでは、これまでの我々のグループの研究成果と、今後の研究課題について紹介する。


世話人:橘木修志 (生命機能研究科/細胞内情報伝達研究室・准教授)
Tel:06-6879-4610(ex.4610)
E-mail:shinkawa@fbs.osaka-u.ac.jp

信号の流れを交通整理する脳のαリズム

2017年06月01日 立命館高校SSH生(+シンガポール NUS High School of Mathematics and Science 、香港 GT college)阪大FBS研究室訪問

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6月1日、立命館高校のSSH(スーパーサイエンス高校)の国際交流プログラムの一環として、シンガポール NUS High School of Mathematics and Science +香港 GT college、立命館高校3年生と合わせて63名の生徒およびそれぞれの高校教員8名の方々が本研究科の4研究室を見学されました。

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生殖生物学研究室(甲斐研)ではハエの野生株と変異体の特徴を掴んで区別する体験、卵巣の解剖やサンプルの観察からハエクイズまで、ハエのフルコース。こんなにハエを隅々まで観察したのは参加者の方々には生まれてはじめての体験だったことでしょう。

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生理学研究室では匂いのマッチングクイズ・嗅覚細胞の単離のためのパッチクランプ装置の操作体験もあり、講義に加えてそれぞれの研究室独自の実習に生徒さんたちも興味津々で真面目な面持ちで向き合われていました。

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時折、それぞれの先生方のウィットの効いた対応に緊張されていた表情も和らぎ笑顔もこぼれていました。

染色体生物学研究室(深川研)では、顕微鏡での細胞観察にはじまり、細胞ごとに存在する染色体・染色体上のタンパク質マーカーを顕微鏡で観る体験、テキスト上での写真とは違ってリアルな像にドキドキ(!?)。日頃、汎用されているタンパク質検出実験(ウェスタンブロット)などのデモンストレーションもありました。プロト二ックナノマシン研究室(難波研)ではべん毛モーターの動きの観察や、電顕施設内にて巨大なクライオ電顕を前にそのしくみから実際の電顕画像までの詳細を知るコースも準備され、高校生や引率の先生からも熱心な質問が上がっていました。

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実際、研究の現場で生の様子や実験試料に触れる滅多とないチャンスに高校生の方々はワクワクされたことでしょうか。現場の教員、研究員・院生、実習に協力いただいた皆さんもまた高校生の新鮮な視点に触れて、懐かしい気持ちを思い出されたかもしれません。

(企画室 岡本)

2017年06月14日(水)掲載 立命館高校SSH生(+シンガポール NUS High School of Mathematics and Science 、香港 GT college)阪大FBS研究室訪問

2017年06月14日(水)掲載 受験を検討していらっしゃる皆さんへ

2017年06月23日(金)16:00〜17:00

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日時

2017年6月23日(金)16:00〜17:00

場所

吹田キャンパス 生命機能研究科 生命システム棟2階 セミナー室

演者

榎本和生(東京大学大学院理学系研究科 生物科学専攻脳機能学分野 教授)

演題

スクラップ&ビルド・システムによる脳機能の動的制御

要旨

生物は,発生や環境変化に応答して,体内構造の一部を破壊(スクラップ)するとともに新たな構造を創造(ビルド)することにより機能再編を実現します。とくに脳神経系では,細胞死による除去だけではなく,神経突起やシナプス など「生きたままの細胞」の一部だけを除去・改変する過程が顕著にみられます。私どもは,脳神経系に おけるスクラップ&ビルドが,どのような分子機構によって時空間的に制御され神経回路の機能発現を担っている のかということに興味をもち研究を行っています。本セミナーでは、私どもがショウジョウバエ侵害刺激神経回路をモデルとして得た知見を紹介し、その機能的な意義について議論させて頂きます。

世話人

山本亘彦
Tel: 06-6879-4636
E-mail: nobuhiko@fbs.osaka-u.ac.jp

2017年07月06日(木)16:00〜

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日時

2017年7月6日(木)16:00〜

場所

吹田キャンパス 生命機能研究科 生命システム棟2階 セミナー室

演者

水関健司(大阪市立大学・大学院医学研究科・神経生理学)

演題

海馬の神経回路における情報処理機構

要旨

これらの成果は、記憶エングラムを人為的に操作することで、記憶同士の関連づけを自在に操作できることを示すと共に、知識や概念の形成の理解への第一歩となると期待されます。

エピソード記憶に重要な海馬・嗅内皮質は、一般的には興奮性フィードフォワードの神経回路であると考えられている。この回路内で情報がどのように処理されるかを調べるため、多点記録法を用いて、場所課題中のラットの海馬と嗅内皮質の様々な領域から100個程度の神経細胞を同時記録した。その結果、探索行動時のシータオシレーション中には、各領域の神経細胞の発火のタイミングは、上流領域からの入力ではなく領域内の局所回路によって制御されており、各領域が情報処理の独立性を確保していることが示唆された。

局所回路の情報処理を理解するには、どのような細胞が局所回路を構成しているかを知ることが重要である。海馬CA1錐体細胞は均一な細胞集団とみなされてきた。しかし私達は、浅層と深層のCA1錐体細胞は、発火やバーストの頻度、発火の起こるシータ波やガンマ波の位相などが異なり、それぞれが特有の情報回路を形成していることを見出した。

さらに、海馬と嗅内皮質の発火頻度・同期性・スパイク伝達効率などは対数正規分布に従うことを見出した。1日の範囲内では脳状態、環境、課題の種類、課題の新奇性などにかかわらず、個々の神経細胞の発火率は比較的固定されていた。これらの結果は、記憶が脳内でどのように割り当てられるのかという問いに対してのヒントになると考えられる。

海馬の経路特異的な情報処理機構を明らかにするために、光遺伝学と大規模記録を組み合わせて現在行っている研究に関しても紹介したい。

世話人

八木健
Tel: 06-6879-7991
E-mail: yagi@fbs.osaka-u.ac.jp


http://www.fbs.osaka-u.ac.jp/jpn/seminar/seminar/docs/fbs-seminar-yagi-20170706.pdf

//unrelishing10.rssing.com/chan-6594860/article516-live.html

第166回生命機能研究科研究交流会2017年7月5日(水)12時15分~13時講演:水野 紘樹(医学系研究科・生命機能研究科/免疫細胞生物学(石井優研)・助教)

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【講演案内】

演者:

水野紘樹(医学系研究科・生命機能研究科/免疫細胞生物学(石井優研)・助教)


所属:大阪大学大学院医学系研究科/生命機能研究科 免疫細胞生物学     

演題:「蛍光イメージング技術で明らかとなった骨代謝に於ける細胞間クロストーク の意義」  

要旨:
 骨の新陳代謝は、骨を吸収する"破骨細胞"と骨を形成する"骨芽細胞"が協調して働くことに加え、"骨細胞"が司令塔となり恒常性を維持していると考えられるようになってきた。私達は、'蛍光イメージング技術'を駆使し、骨代謝に関わる複雑な細胞動態ネットワークを可視化し解析を行っている。 本講演では、特に骨代謝における細胞間コミュニケーションに焦点を当て、その役割について議論したいと思います。



世話人:菊田順一 (医学系研究科・生命機能研究科/免疫細胞生物学(石井優研)・助教)
Tel:06-6879-3881(ex.173-3881)
E-mail:jkikuta@icb.med.osaka-u.ac.jp

2017年7月31日(月)16:00〜17:00 Loss of the i-AAA protease YME1L leads to progressive axonal degeneration and locomotor impairment in mice

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日時

2017年7月31日(月)16:00~17:00

場所

吹田キャンパス 生命機能研究科 生命システム棟2階 セミナー室

演者

Hans-Georg Sprenger(University of Cologne, Germany)

演題

Loss of the i-AAA protease YME1L leads to progressive axonal degeneration and locomotor impairment in mice

世話人

岡本浩二


※講演終了後は、生命システム棟2階ラウンジにて、意見交換会を開催します。奮ってご参加ください(ソフトドリンクとお菓子をご用意しています)。


...


http://www.fbs.osaka-u.ac.jp/jpn/seminar/seminar/docs/fbs-seminar-okamoto-20170731.pdf

2017年07月12日(水)16:00~17:00 When DNA meets the cytoplasm -- does the cytoplasmic DNA sensor cGAS respond to mitotic chromosomes?

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7月12日にロックフェラー大学のHiro Funabiki教授のセミナーが生命システム棟2Fのセミナー室で行われます。染色体と細胞質の関連に関する興味深い話が聞けそうです。興味のある方は、ぜひご参加ください。

Date/Time

Jul 12, 2017 (Wed), 16:00-17:00

Place

2F Seminar room, BioSystems Building

Speaker

Prof. Hironori Funabiki (The Rockefeller University, New York)

Title

When DNA meets the cytoplasm -- does the cytoplasmic DNA sensor cGAS respond to mitotic chromosomes?

Abstract

When chromosomes are exposed to the cytoplasm, they induce spindle assembly during mitosis and recruit the nuclear envelope at the exit of mitosis. However, exposure of pathogenic foreign DNAs, such as those from viruses and bacteria, to the cytoplasm is recognized by the cyclic GMP-AMP (cGAMP) synthase cGAS, which induces inflammatory signaling pathways to defend against infections. While the nuclear envelope can prevent cGAS from engaging genomic self-DNA, consequences of exposure of mitotic chromosomes to cGAS upon nuclear envelope breakdown are unknown. Our recent progress toward this question will be presented.

Host

Tatsuo Fukagawa
Tel: 06-6879-4428
E-mail: tfukagawa@fbs.osaka-u.ac.jp


セミナー前に2 時間ほど個別のdiscussion を行います。面談希望者は、深川までご連 絡ください。議論の時間をアレンジいたします。


http://www.fbs.osaka-u.ac.jp/jpn/seminar/seminar/docs/fbs-seminar-fukagawa-20170712.pdf

To take the helm: a road to be an independent researcher

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日時

Jul 6, 2017 (Thu), 12:10〜13:00

場所

2F Seminar room, BioSystems Building

演者

Prof. Toshie Kai

演題

To take the helm: a road to be an independent researcher

要旨

Having PhD is not the end of the journey, but is just a start of another research life. How can we find a postdoc position in Japan and in other countries? How can we collect information about open slots? How can we contact PIs? To stay on the cutting edge, what kind of factors should we consider? How can we get a PI position in the end? I will talk about basics of how to deal with such matters, and some tips.


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http://www.fbs.osaka-u.ac.jp/jpn/seminar/other/docs/event-20170706.pdf

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