【講演案内】
演者:中村修平(細胞内膜動態研究室(吉森研)・助教)
所属:生命機能研究科・ 細胞内膜動態研究室(吉森研)
演題:「オートファジーによる動物の寿命延長機構」
要旨:
老化は神経変性疾患、がん、心血管疾患や代謝疾患など多くの病気の最大のリスクファクターである。健康寿命を延ばすことでこれら多くの疾患の発症を同時に抑えられると期待できることから、動物の寿命を制御する分子機構の解明が期待されている。最近、細胞内大規模リサイクルシテムである「オートファジー」が様々な要因による寿命延長に「共通して」必要であることがわかってきている。一方、多くの動物で加齢とともにオートファジー活性が低下することも知られている。しかし、なぜオートファジーが加齢とともに低下するのか、オートファジーを活性化することが寿命延長に十分なのか、など不明な点は多い。本セミナーではこれらの疑問に対する我々の最新の研究成果を中心に、これまで明らかになっている老化、寿命制御におけるオートファジーの役割について発表したい。
世話人:濱崎万穂(生命機能研究科・准教授)
Tel:06-6879-3587
E-mail:hamasaki@fbs.osaka-u.ac.jp
演者:中村修平(細胞内膜動態研究室(吉森研)・助教)
所属:生命機能研究科・ 細胞内膜動態研究室(吉森研)
演題:「オートファジーによる動物の寿命延長機構」
要旨:
老化は神経変性疾患、がん、心血管疾患や代謝疾患など多くの病気の最大のリスクファクターである。健康寿命を延ばすことでこれら多くの疾患の発症を同時に抑えられると期待できることから、動物の寿命を制御する分子機構の解明が期待されている。最近、細胞内大規模リサイクルシテムである「オートファジー」が様々な要因による寿命延長に「共通して」必要であることがわかってきている。一方、多くの動物で加齢とともにオートファジー活性が低下することも知られている。しかし、なぜオートファジーが加齢とともに低下するのか、オートファジーを活性化することが寿命延長に十分なのか、など不明な点は多い。本セミナーではこれらの疑問に対する我々の最新の研究成果を中心に、これまで明らかになっている老化、寿命制御におけるオートファジーの役割について発表したい。
世話人:濱崎万穂(生命機能研究科・准教授)
Tel:06-6879-3587
E-mail:hamasaki@fbs.osaka-u.ac.jp