免疫細胞生物学研究室(石井優教授)の西川恵三特任准教授が「バイオインダストリー協会 バイオインダストリー奨励賞」を受賞しました。同賞は、2017年、(一財)バイオインダストリー協会が30周年を迎えるのを機に、次の30年を見据えて"最先端の研究が世界を創る―バイオテクノロジーの新時代―"をスローガンに、バイオインダストリー大賞と共にスタートしました。「奨励賞」は、バイオサイエンス、バイオテクノロジーに関連する応用を指向した研究に携わる有望な若手研究者とその業績を表彰するものです。
受賞研究課題は「画期的な骨粗しょう症の予防・治療につながる機能性食品の研究」です。
以下に選評を掲載します。
破骨細胞に関する優れた基礎研究を行ってきた実績を基盤に、骨粗しょう症の治療や予防につながる食品機能性因子(テアフラビン誘導体)を発見し、その作用メカニズムを解明した。食品応用への発展性・実現性が見込める質の高い研究であり、エピゲノム創薬の発展にも貢献する重要な成果で、今後も期待できる。
表彰式は2017年10月11日(水)に執り行われます。