日時
2016年3月7日(月)14:00~15:00
場所
生命システム棟2F セミナー室
演者
渡辺重喜(ジョンズホプキンス大学細胞生物学科 助教授)
演題
Ultrafast recycling of synaptic vesicles
演者の渡辺先生は、オプトジェネティクスの手法を最先端の電子顕微鏡解析に応用し、ミリ秒の時間分解能で神経細胞のエンドサイトーシスを捉えることに初めて成功しました。このブレークスルーにより、神経科学分野において長らく論争であったシナプス小胞のダイナミクスについて、新たな概念を提唱するに至り、神経科学や細胞生物学分野のみならず、生命科学全般に極めて大きなインパクトを与えています。これらの成果は2報のNature論文として発表され、同誌のNews&Viewsでも解説されています。アメリカの大学からテクニシャンを経て大学院で博士号を取得し、PIとしてラボを立ち上げたばかりの若手研究者が、これまで何を経験し、これから何を目指すのかについても大いに語っていただけるものと思います。この貴重な機会をお見逃しなく!なお、講演は英語で行われます。
http://www.fbs.osaka-u.ac.jp/jpn/seminar/seminar/docs/fbs-seminar-okamoto-20160307.pdf